ソーシャルファイナンス
斎藤舞華
2016年3月6日
《3月6日(日)講座のまとめ・感想》
~100年後の資本市場はどうなる?ソーシャルファイナンスについて考えよう~
こんばんは。インターンの斎藤です。本日の講義の感想を書かせていただきます。
「ソーシャルファイナンスの教科書」の著者・河口真理子さんによる、私たち日本人にはあまり浸透していない、投資というお金の使い方における誤解と偏見を解くような講義でした。
どうしても、投資という言葉からは、リスクが高く素人には手が出しにくいもの、という印象を受けますが、年金や保険など、普段何のためらいもなくお金を払っているものも見えないところでお金が運用されている、リスクはあるということを実感し、それなら運用方法をきちんと把握しておく必要があると思いました。そのために、日本では金融について学ぶ機会がもっと必要であると感じました。私自身、学校でも家庭でも、最低限のお金の知識、世の中の仕組みしか教わらなかったように感じるので…。(幼い頃、「お金が足りないならもっとお金を作ればいいんじゃない?」と親に聞いたところ、「そうしたら物の価値が下がってしまうんだよ」と説明されましたが、その頃はいまいち腑に落ちませんでした。今なら簡単に理解できますが、もしかしたら今の私もあのときの親のように、子供が理解できるように説明することは難しいかもしれません)
私たち消費者が、目先の利益でなく、長期的な視点でものを選びながら生活していくことで、市場での持続可能な取引が行われるようになる、という言葉は他国での実例もあり日本でもできるのではないかと思いました。自分には縁のないことだと思い込んでいた部分にも実は隠れたつながりがあることが分かり、これから食わず嫌いをせず目を向けるきっかけになりました。
皆様も一言お聞かせください!