発酵する生き方

levin2020
2018年9月27日

高浜 菜奈子
2016年2月22日
《2月21日(日)講座のまとめ》
発酵道〜昔ながらの酒造りから見えてくる共生の世界、発酵する生き方〜
皆さま、昨日はお疲れ様でした。
効率性と引き換えに失われつつある、面白みのある酒造りの現場を見せていただきました。自然の法則の中で、微生物の力を借りながら、醸し出される日本酒は奥深いですね。お米作りから行い、微生物を育む寺田本家の酒造りからは、母性すら感じます。
また、先代の寺田啓佐さんが微生物の世界から見出した、人間の生き方・価値観が、きちんと体現されているように感じました。多様性を受け入れる姿勢が、すごいなと。(お酒になる途中のものに、私たちの指入れちゃいましたもんね。)一風変わった『寺田本家の美味しさ』の所以が分かりました。美味しいとは何か?、考えさせられます。それぞれの工程での「菌の味」の違いが面白かったです。
さらに、「製造業に従事する」ということが、「機械に頼ることによって、代替可能な無人格な人間になること」を意味するのでは無く、「それぞれの人生を楽しみながら、職人として奥深い世界と向き合うこと」を意味するようになる、というのが今後の一つの方向性だと感じています。
皆さまも一言感想お聞かせください〜

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