古民家の解体材を利用して建てた洋品店

levin2020
2018年10月11日

2016年9月4日 ·

NPO法人地域再生機構の副理事長をされている彰秀さんは、2011年の東北大震災をきっかけに、石徹白地区に小水力発電設備を設立し、エネルギ-の自給による集落再生をめざしている。今年、友人の大工さんの協力で、自宅の隣に建っていた古民家を解体し、その解体材を利用して新しい洋品店を建てた。それは古木と新木が織りなす美しい家屋に仕上げられていた。馨生里(かおり)さんは、2人の小さな子どもを育てながら、畑仕事や地域の伝統的な農作業着の復刻と草木染を行っている。お店で作る伝統服は、地域の人が着やすく、地域の環境に調和する服である。子どもを産むことも当然この地域への大きな貢献になる。地域再生の基本は、地域の特産物の販売とスポ-ツを含む観光であるが、余っているもの(水力)の活用と地域にないもの(洋品店)の供給は面白い。

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